< ブログ一覧へ戻る

キャンピングカー用サブバッテリー の容量・走行充電・電源システムの選び方

2026/09/24

「エアコンを一晩使いたい」 「鉛バッテリーからリチウムバッテリーに交換したい」 「どのくらいのバッテリー容量が必要かわからない」

キャンピングカーの電源を強化するとき、バッテリー容量だけを大きくすればよいわけではありません。

使いたい家電に対して十分なバッテリー容量があることはもちろん、走行充電・外部充電・ソーラー充電などによって、使った電気をきちんと戻せることも重要です。

MOVING BASEでは、LiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーを中心に、走行充電器、インバーター、外部充電器などを組み合わせ、車両と使い方に合わせた電源システムを設計・施工しています。

⸻

バッテリー容量は「Ah」より「kWh」で考える

キャンピングカー用バッテリーでは「300Ah」「400Ah」といったAh(アンペアアワー)がよく使われます。

しかし、Ahだけでは実際に蓄えられる電力量を正確に比較できません。

そこでMOVING BASEでは、バッテリー容量をできるだけ分かりやすくするため、kWh(キロワットアワー)を基準に考えています。

4kWhクラス

12V基準:約300Ah

冷蔵庫、照明、テレビ、スマートフォンやパソコンの充電など、一般的な車中泊で電気を使いたい方に。

鉛バッテリーからリチウムイオンバッテリーへ交換し、電源環境を大きく改善したい場合にも適した容量です。

6kWhクラス

12V基準:約460Ah

家庭用エアコンや電子レンジなど、消費電力の大きな家電も積極的に使いたい方に。

エアコンを使用するキャンピングカーでは、バッテリー残量にある程度余裕を持たせやすい容量です。

8kWhクラス

12V基準:約620Ah

家庭用エアコンを長時間使用したい方や、電源のない場所での連泊など、車内で多くの電気を使いたい方に。

大容量になるほど「どれだけ電気を蓄えられるか」だけでなく、「使った電気をどれだけ早く戻せるか」が重要になります。

⸻

12Vと24VではAhの数字が変わります

上記の約300Ah・460Ah・620Ahは、12Vシステムを基準とした表記です。

24Vシステムでは、同じ電力量でも必要なAhはおよそ半分になります。

たとえば、

12V・460Ah ≒ 24V・230Ah

となり、Ahの数字は半分になりますが、蓄えられる電力量はほぼ同じです。

そのため、12V車と24V車のバッテリーを比較するときは、Ahだけではなく「何kWh蓄えられるか」で比較することが重要です。

MOVING BASEでは12V・24Vの両方に対応し、車両に合わせて電源システムを設計します。

⸻

家庭用エアコンを使うなら、バッテリー容量だけでは決まりません

キャンピングカーの電源強化について、特に多いご相談が「家庭用エアコンを使いたい」というものです。

ここで注意したいのが、

「○Ahあればエアコンが○時間動く」

とは単純には言えないことです。

家庭用エアコンは、常に同じ電力を消費しているわけではありません。

外気温、設定温度、車両の断熱性能、車内の広さ、エアコンの能力などによって消費電力は大きく変化します。

さらにインバーターで12Vまたは24Vの直流を100Vの交流へ変換する際にも損失があります。

そのためMOVING BASEでは、単純なバッテリー容量だけではなく、実際に使用するエアコンや車両まで含めて必要なシステムを考えます。

⸻

大容量バッテリーほど「充電能力」が重要

たとえば8kWhの大容量バッテリーを搭載していても、充電能力が小さければ、使った電気をなかなか戻すことができません。

キャンピングカーの電源システムでは、

「何kWh蓄えられるか」

と同じくらい、

「1時間走ったらどれくらい充電できるか」

が重要です。

MOVING BASEでは、車両の発電能力や使用状況に合わせ、走行充電をおおむね50A~100Aの範囲で設計します。

ただし、走行充電能力は車両によって大きく異なります。

オルタネーターの能力、車両側の充電制御、配線、既存設備などを確認したうえで、無理のない充電能力を設定します。

単純に大きな走行充電器を取り付ければよいわけではありません。

⸻

走行充電・外部充電・ソーラーを組み合わせる

キャンピングカーでは、電気を作る方法がひとつとは限りません。

エンジンをかけて走行している間は走行充電。

キャンプ場や自宅で100V電源につなげる場合は外部充電。

日中はソーラーパネルによる充電。

それぞれの充電方法には特徴があります。

よく長距離を走る方と、一度目的地に到着したら数日間ほとんど動かない方では、適したシステムも変わります。

そのためMOVING BASEでは、車両だけではなく「キャンピングカーをどのように使うか」まで確認して電源システムを考えます

鉛バッテリーからリチウムイオンバッテリーへ交換するメリット

従来のキャンピングカーでは、鉛のディープサイクルバッテリーが広く使用されてきました。

現在は、より多くの電気を使うキャンピングカーが増えたことで、リチウムイオンバッテリーへの交換をご希

< ブログ一覧へ戻る